マッサージによく行かれる方が、経験するのは揉み返しです。揉み返しの詳細については、人それぞれに個人差がありますけれども、人によっては頭痛や吐き気をもよおす人もいます。では、どうして揉み返しが起きて、起きた場合には様々な対処法がありますが、やってはいけないことはどういうことなのかということをご説明します。

揉み返しの種類

まず、揉み返しの原因にはどのようなものがあるのかというと、一つは刺激が強すぎた場合に揉み返しが起こります。マッサージに関しては人それぞれ個人の嗜好があり、強くマッサージをしてもらうことを好む人がいる一方で、強いマッサージを嫌う人もいます。強い刺激で揉み返しを起こすのは、強いマッサージを嫌う人です。強いマッサージを嫌う人は、強い刺激に負担を感じてしまい、揉み返しを起こしてしまうパターンです。このケースは多分に精神的な原因によるものということがいえます。

次に受けたマッサージが症状に合わない場合に揉み返しが起きます。通常肩こりや筋肉痛や筋肉疲労などは強い刺激を与えることで改善します。これは、症状の原因が筋肉にあるので、筋肉をマッサージでほぐしてあげることで、状況が改善します。一方、骨や軟部組織の変形や損傷、神経の圧迫などがかかわってくる症状の場合は、マッサージの強い刺激によってもみ返しが起こる可能性が高くなります。つまり、このケースでは現在起きている症状がマッサージには合わないことで、揉み返しが起きてしまうということになります。

揉み返しの対応策

では、揉み返しが起きた場合に対応策が3つあります。その一つはまず冷やしてあげるということです。一般的に揉み返しの状態は、筋肉痛です。筋肉痛は一般的に筋肉の炎症ですので、アイシングや冷湿布で揉み返しの部分にあてるようにしましょう。ここで注意しておきたいことは、先ず時間です。長時間冷やしても効果はありませんので、10~15分程度が良いでしょう。

また、揉み返しは、筋肉の繊維にダメージを受けています。したがって、筋肉の繊維のダメージを回復する必要があります。筋肉の繊維を回復させるために必要なことは、睡眠です。良質な睡眠をしっかりすることで筋肉のダメージを回復することが出来ます。

さらに揉み返しは、慢性的に強いこりや、長期間に渡り薬を服用している人、添加物の多いものをよく食べる人に起こります。この場合は、老廃物の滞留が揉み返しの原因となっていますので、老廃物を排出するということが必要です。その場合には白湯やハーブティーなどを飲むようにすると、老廃物の排出を促進しますので、おすすめです。

揉み返しでやってはいけないこと

以上が、揉み返しをした場合に対応策ですが、次のことをしてしまうと、揉み返しが悪化してしまいますので、やらないようにしましょう。前述したように揉み返しは筋肉の炎症が起きていますので、温めてはいけません。したがって、揉み返しが起きている時は、お風呂やシャワーは入らないようにしてください。特に熱いお風呂やシャワーは、揉み返しを更に悪化させてしまいます。次に、湿布もしないようにしましょう。これは湿布をすると、もみ返しの痛みがなくなったような感覚に陥りますが、これは湿布によって痛みを感じられなくなっているだけで、実際には筋肉の状態はまだまだダメージを受けています。普通は、そのダメージがため、痛みを普通感じているのですが、湿布をすると症状は変化していないのに、痛みだけは感じなくなるということになっています。したがって、湿布による痛みの改善のために、また普通に社会生活をしたり、運動などをしてしまうと、痛みが復活してしまいますし、更に筋肉のダメージが悪化してしまいます。